5ドルで仕事を頼めるfiverrのメリット&デメリット【海外のクラウドソーシングサイト】
海外のクラウドソーシングサイトUpworkも有名ですが、fiverrもよく聞きますよね。
ちょっと興味があったので、実は私もSeller(売り手)として参加しています。
この記事ではfiverrでデザイナーとして仕事を受注するメリット&デメリットを紹介したいと思います。
▼Fiverrで仕事を発注したい方は、こちらの記事をご覧ください。
▼売り手としてFiverrを使った感想は、こちらの記事にまとめています。
では、早速みていきましょう。
【海外の英語クラウドソーシングサイト】fiverrのメリット
まずはfiverrを使うメリットを説明していきたいと思います。
- fiverrはマーケットの規模が大きく、人に知ってもらえる&見てもらえるチャンスが増える
- fiverrなら価格は自分で設定できる
- fiverrは1ギグあたりの単価が安いので気軽に挑戦できる
- fiverrなら好きな仕事のみorカスタムオファーの受注も可能
- fiverrは参入のハードルが低く、匿名使いもOK
- fiverrはアイデア次第で誰にでもチャンスがある
メリット①fiverrはマーケットの規模が大きく、人に知ってもらえる&見てもらえるチャンスが増える
SimilarWebによると、2018年1月は約4000万アクセス(!!!)だそうです。
fiverrはマーケットとして非常に大きいので、自分のギグを人に見てもらえるチャンスは増えます。
デザインだけでなく、ライティングやプログラミングなどのスキルやサービスも売買できますよ。
メリット②fiverrなら価格は自分で設定できる
fiverr(ファイバー)だから全部5ドルで売らなきゃいけないんでしょ?
と思ったかたもいるかもしれませんが、ギグの値段は最低$5から自由に設定でき、必ず5ドルにしなきゃいけないわけではありません。
売り手のレベルによってギグの最高金額設定の上限が異なります。
- SellerとLevel One Seller…カスタムオファー最高設定金額$5,000
- Level Two SellerとTop Rated Seller…カスタムオファー最高設定金額$10,000
(2018年4月9日現在)
メリット③fiverrは1ギグあたりの単価が安いので気軽に挑戦できる
Fiverrはそもそもスタート価格が$5からと激安なので、誰でも気軽に売り手として参加できます。
が、安いからといって受注した仕事に手を抜いては、買い手の満足度が下がり悪いレビューを書かれてしまうので気をつけましょう。
メリット④fiverrなら好きな仕事のみorカスタムオファーの受注も可能
Fiverrは自分の好きなギグのみを設定すれば、好きな仕事のみ受注することが可能!
例えば買い手から「こんなことってできる?」と聞かれて対応可能であれば、カスタムオファーを提案して受注することもできます。
メリット⑤fiverrは参入のハードルが低く、匿名使いもOK!
Fiverrはランサーズやクラウドワークスのような本人確認が必要ないので、比較的参入のハードルが低いクラウドソーシングサイトです。
また、実名・顔写真使用をフリーランスに義務付けているUpworkと比べても、fiverrなら匿名・顔出しなしで参加できるので、より気軽に参加できるサイトと言えます。
メリット⑥fiverrはアイデア次第で誰にでもチャンスがある!
「え、こんなのが売れてるの!?」とびっくりするようなギグが多いのもfiverr.comの特徴です。
- 誕生日を祝うビデオを作ってくれるギグ
- どんな内容の電話でもかけてくれるギグ
- 一緒にテレビゲームをしてくれるギグ
▼こちらは変なギグを買ってみよう!という動画です。英語ですが、「こんなの本当にあるの?」と目を疑うようなギグがあるのは伝わってくるはず。
まさにアイデア勝負!といった感じでしょうか…
たとえプロでなくても、需要を掘り起こせるギグが作れればいいんです。
あなたのユニークな発想を生かしたギグがヒットする可能性は十分あります!
【海外の英語クラウドソーシングサイト】fiverrのデメリット
ここまで読んで「fiverrってすごい!デメリットなんてあるの?」と思ったかもしれません。ここでは人が集まる人気サイトだからこそのデメリットや、日本人のわたしが感じるデメリットを説明していきます。
- fiverrは競争が激しい。生き残りが大変
- fiverrは日本語関連のマーケットが小さい
- fiverrは1ギグあたりの単価が安くなりがち
- fiverrは手数料が20%取られる
- fiverrでのやり取りは基本的に全て英語。トラブル処理も英語でする必要あり
- 日本人とは違う考え方のクライアントとのやりとりに戸惑ったり、疲れることも
デメリット①fiverrは競争が激しい。生き残りが大変
Fiverrは人気のプラットフォームなので買い手も売り手も多いですが、それはつまりそれだけ競争が激しいということ!どちらかと言えば、買い手に有利な市場です。
一度注目されれば大量案件の受注が可能ですが、そうなるまでには時間と労力が必要です。
デメリット②fiverrは日本語関連のマーケットが小さい
Fiverrは基本は英語でやり取りする場所だからか、日本語関連のマーケットは大きくありません。
日本でも「ココナラ」などの似たサービスがすでに存在しているので、どれだけ伸びるか未知数な部分があります。
デメリット③fiverrは1ギグあたりの単価が安くなりがち
fiverrの魅力は何と言っても$5〜という破格のプライスです。
そして多くの買い手は安く買えるギグを探しているので、高単価のギグを売るのは難しいと言わざるを得ません。
最近PROシステムが導入され、fiverrの審査をパスしたプロによる高単価のギグの販売がスタートしたので、買い手側の選択肢は増えましたが、多くの買い手は安いギグに流れているのではないでしょうか。
デメリット④fiverrは手数料が20%取られる
Fiverrはたとえ$5でギグが売れても、手元に入ってくるのは$4です。
今の私にとっては手数料が高いので、デメリットにしました。
しかしうまく使えば、fiverrを通して多数のクライアントを世界中から獲得することができるので、そのプラットフォーム使用料と考えれば決して高すぎるということはないと思います。
デメリット⑤fiverrでのやり取りは基本的に全て英語。トラブル処理も英語でする必要あり
Fiverrは何かトラブルが起こった時は基本的に全て英語で対応する必要があります。
英語でトラブルを処理する自信がなければ難しいかもしれません。
こちらの記事では、わたしも使っている「Grammarly(グラマーリー)」という英文自動添削サービスについて説明しています。
デメリット⑥日本人とは違う考え方のクライアントとのやりとりに戸惑ったり、疲れることも
Fiverrの参入のハードルの低さはメリットでもあり、デメリットでもあります。
世界中からお得なギグを求めて人が集まるサイトなので、日本人同士の付き合いでは出会わないような人とメッセージを交換したり、仕事をしたりすることになります。
そのため予想外の対応をされてストレスがたまったり、思わぬトラブルが起こったりする可能性があります。
こちらの記事では、わたしが今までfiverrを通してみてきた地雷系クライアントとその対応策をまとめてみました。
fiverrでの稼ぎ方を学ぶために見ておくべき動画
UdemyにはFiverrでの稼ぎ方を体系立てて知りたい方に役立つ動画がたくさんあります。
Fiverr: Freelance on Fiverr & Become a Top Rated Seller
Daragh Walshさんが、自身の体験を踏まえながらfiverrでTop Rated Sellerになるまでのプロセスを紹介しています。
プロフィール設定からクライアントとのやり取りで失敗しないコツまで、初めてfiverrを使う人にもわかりやすい内容のコース。
fiverr初心者にも、すでにfiverrを使っているけどもっと効率よく使いたい・稼ぎたい人にも役立つ内容です。
Fiverr: Freelance on Fiverr & Become a Top Rated Seller
Udemyの動画を購入する前にRakuten(旧Ebates)を経由すれば、利用額に応じて8%前後のキャッシュバックが受けられます(キャッシュバック率は変動あり)。日本に住んでいてもPayPalアカウントで利用できます。
早速Fiverrを使ってみよう
「fiverrがデザイナーの仕事の単価を下げている」という記事もよく見かけますが、裏を返せば「ネットを介してビジネスをスタートさせるチャンスは誰にでもある」と捉えることもできます。
クラウドソーシングの世界は競争も変化も激しいですが、選択肢の1つとしてぜひ覚えておきたいですね。