初心者でも採用確率がアップするクラウドソーシングサイト応募メッセージの書き方Part2【ポイント解説】
Part1で紹介した提案文が、どうしてこの構成に落ち着いたのか知りたい方や、自分なりにアレンジしたい方に特にオススメです。
▼Part1ではメッセージの構成について解説しています。まだ読んでいない方は、まずはこちらから読んでいただくのがオススメです。
[OsusumeLink id="299"]では、早速みていきましょう。
初心者でも採用確率がアップするクラウドソーシングサイト応募メッセージの書き方Part2【ポイント解説】
解説の前にもう一度メッセージの流れを確認したい方は、こちらをクリックしてください。
[open title='メッセージの流れ']- あいさつ
- 名前
- 経歴
<応募案件に関すること>
- 応募案件の質問事項への解答(もしあれば)
- プロジェクトになぜ興味を持ったか
- プロジェクトに関する簡単な提案や質問
- 応募するプロジェクトに近い作品とその説明(もしあれば)
<提案に関すること>
- 提示金額に含まれる内容
- 提示金額に含まれない内容
- 対応可能時間・休暇について
<その他の重要事項>
- 連絡手段・連絡可能な時間帯など
- 過去の仕事、ポートフォリオURL、添付ファイルがあればその説明も
- スキル・動作環境・対応アプリケーションなど
<締めのあいさつ>
- あいさつ
[/open]
提案文を書く時のポイントはこちらです。
- 多くの情報を、読みやすく並べよう
- クライアントに知って欲しいことを、上から順に書こう
- 送信前にもう一度読み直して、うっかりミスを防ごう
ポイント①クラウドソーシングの提案文では多くの情報を、読みやすく並べよう
「なぜこんなに書くの?」と思った方もいると思います。理由は以下の通りです。
クライアントが効率よく情報を確認できるようにするため
一つのメッセージ内で私がどんなデザイナーで、あなたのプロジェクトをどう成功へ導くか、またはそのポテンシャルを持っているかどうかを判断してもらうために、なるべく多くの情報をお伝えしています。
発注者側は何十通、何百通と応募メッセージを受け取ります。メッセージを一行のこらず熟読することは難しいでしょう。なので、読み手側が必要な情報だけをピックアップできるよう、読みやすく整理した上で大切な情報・伝えたいことを詰め込むようにしています。
- 適度に見出しをもうける。カッコを使って他の項目と差別化する
- 箇条書きで字数を節約しつつ読みやすくする
- 次の項目の見出し前に1〜3行程度の空行をつくり、前後の項目とスペースをあける
以上の3点に気をつけながら読みやすいメッセージを目指しましょう!
契約後のトラブルをなくすため
いちばん怖いのは事前の確認ミスによるトラブルです。最初に提案内容に含まれるものやスケジュールなどをこちら側から示すことで、トラブルの大半は未然に防げます。
クラウドソーシングでデザイン案件受注前にクライアントと決めておきたいことは、こちらの記事にまとめています。
[OsusumeLink id="10147"]ポイント②提案文ではクライアントに知って欲しいことを、上から順に書こう
「応募メッセージを最後まで読んでくれることはまずない」という前提で、メッセージの構成を考えましょう。
応募メッセージの上部ほど読まれるので、上部には
- 発注者が知りたいこと
- あなたがどうしても伝えたいこと
を書いてください。
もしあなたがオリジナル項目を加えたくなったら、重要度を考えてから入れる場所を決めてください。
ポイント③提案文の送信前に文章をもう一度読み返してうっかりミスを防ごう
メッセージの送信前は、忘れずにもう一度メッセージを読み返して、誤字脱字がないようにしましょう。
特に
- 相手の名前
- 提示金額
- スケジュール
- 添付ファイルの有無
などは念入りに確認してください。テンプレートを使えば時間の節約になりますが、うっかりしてテンプレートのダミー文字の変更を忘れることもあるので気をつけたいですね。
ムダに長くなってしまった部分は、思い切ってカットするか、別の短い表現に変えましょう。
熱くて長いめメッセージもいいですが、クライアントの立場になって考えると、熱いけど簡潔にまとまったメッセージのほうがもっと嬉しいはずです。
テンプレートをつくって、案件に効率よく応募しよう
ここまで読んで「一件応募するのにこんなに手間がかかるのか…」と気が重くなった方もいるのではないでしょうか?
でも、安心してください。一度応募メッセージのテンプレートを作成すれば、次からは一から書き始める必要はなくなります!
案件の内容によってテンプレートを使いわければ効率アップ
テンプレートを使えば効率よく複数の案件に応募できます。案件にあわせて数パターンのテンプレートを用意しておくと、効率がより上がります。
たとえば私の場合はウェブ案件用と印刷物案件用のテンプレートを別に準備して、紹介する作品や契約内容を変えています。
ウェブの場合はウェブ用を、デザイン案件にはデザイン用のテンプレートを使えば、応募案件に関する項目をていねいに書きつつ、その他の項目はパパっと書けますよ!
テンプレートを利用して提案を少しでも速く送ろう
クライアント側も忙しいので、いい提案がくれば募集期日まで待たずに発注者を決めたいと思っています。そのため、いかに速く提案を送れるかはクラウドソーシングサイトを介しての案件受注で大切なポイント。
テンプレートを利用して、情報が過不足なく入った魅力的な提案を少しでも速く送信しましょう。
テンプレートは時々見直そう
ぜひ、定期的にテンプレートを見直す習慣をつけてください。案件をこなすうちに仕事の幅が広がるはずなので、忘れずにアップデートしましょう。
過去の作品もなるべく新しいものに書き換えた方が、クライアントの印象もよくなります。
まとめ
最後にもう一度、提案文を書く時のポイントをまとめておきますね。
- 多くの情報を、読みやすく並べよう
- クライアントに知って欲しいことを、上から順に書こう
- 送信前にもう一度読み直して、うっかりミスを防ごう
▼Part1をもう一度読み直したい方は、こちらをクリックしてください。
[OsusumeLink id="299"]この記事を読んだら、早速案件を見つけて応募してみましょう。
[OsusumeLink id="723"]仕事をこなして応募メッセージを定期的にブラッシュアップし、自分なりのメッセージを完成させてくださいね。
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