クラウドソーシングでクライアントから高評価をもらう6つのコツ【結果を残し次の仕事へ】
クラウドソーシングサイトを利用する際、とても気になるのがクライアントからの評価ですよね。
評価がよければ次の仕事に繋がりやすくなりますし、悪ければ問題点を改善する必要があります。
今回は15年以上の経験を持つフリーランスとして、クライアントから高評価をもらうコツを紹介したいと思います。
では、早速みていきましょう。
クラウドソーシングでクライアントから高評価をもらう6つのコツ
どうしたらクラウドソーシングでクライアントから高評価をもらえるでしょうか。ポイントはこちらです。
- レスポンスを早くしよう
- クライアントのアイデアを「評価する」のはやめよう
- 質問にわかりやすく答えよう
- リクエストを最大限取り入れた案を最低一案提出しよう
- 締め切りを守ろう
- クライアントに最終的な判断をしてもらおう
①レスポンスを早くしよう
レスポンスが速いと、それだけで仕事相手として信頼できる気がしてきます。
返答に時間がかかる時は「今は取り込み中なので、後ほど返答します」と送るだけでもずいぶん印象がよくなります。
返信自体は短くても問題ありません。速さが大切ですよ。
特に海外のクライアントとクラウドソーシング上でメッセージをやり取りする時のポイントは、こちらの記事が参考になりますよ。
②クライアントのアイデアを「評価する」のはやめよう
もしあなたのアイデアや提案がことごとく否定されたら、たとえ正論でもショックじゃないですか?
アイデアの良い・悪いを評価するのではなく、そのアイデアが現在進行中のプロジェクトに合う・合わないをクライアントと一緒に考えましょう。
あなたのクライアントもいいものを作るために一生懸命考えています。
「幼稚なアイデアかも」「これはありきたりかも」と思いながら、でもあなたが助けてくれることを願いながら伝えたアイデアが「それはダサい」とか「そんなんじゃダメ」とバッサリ切り捨てられたら…想像しただけでも切なくなります。
もし最終的にクオリティの高い成果物が完成したとしても、クライアントの満足度は100%ではないでしょう。
③質問にわかりやすく答えよう
相手が知らない専門用語を使わない
もしあなたが家電量販店にカメラを買いに行って、店員から専門用語ばかり使って説明されたら…カメラに詳しくない限り、
と思うでしょう。
専門用語を多用されると相手との距離を感じてしまいますし、何よりクライアントにあなたの言いたいことを理解するのに時間がかかります。
わかりやすい言葉で説明するとクライアントもすんなり受け入れてくれて、満足度が高まる=高評価をもらいやすくなります。
例を挙げたり、絵を見せながら説明する
説明するのが難しいものは、例を挙げたり、写真やイラストを見せながら説明するとわかりやすいです。
クライアントの趣味や関心がわかっていれば、それに絡めてみましょう。相手も興味を持って聞いてくれますよ。
④クライアントの要望を全て取り入れた案を最低一案提出しよう
- リクエストが反映されているけどイマイチな提案
- リクエストが反映されていないけどクオリティが高い提案
クライアントが喜ぶのはどちらでしょうか?答えは…1です。
…確かにそうなんですが「クライアントの満足度」の観点から見ると、1の方が優れています。
なぜなら、「アイデアが提案に反映されている=自分の意見を尊重してくれている、聞いてくれていると感じる」から。
それに対し、2だけだと「いいのかもしれないけど、自分の意見は無視された」ように感じられます。
そこで自分のアイデアを反映させた案を提出する時は、こちらの3案を用意するのがオススメです。
- クライアントの要望が100%反映された案
- あなたの考えをクライアントの要望に加えた案(1と3の折衷案)
- あなたのアイデアが100%反映された案
クライアント側は、1と2に加えて提案3があることで「伝えたこと以上の仕事をしてくれている」と感じるはずです。
⑤締め切りを守ろう
基本中の基本ですが、締め切りを守るのはとても大切です。どんなにクオリティが高い仕事をしても、締切に間に合わなければ意味がありません。
もし海外のクライアントの仕事を請け負うなら、時差にも注意しましょう!
⑥クライアントに最終的な判断をしてもらおう
何案か用意した中から、クライアントに最終的な判断をしてもらうことが大切です。
もしかするとあなたのイチオシする案を選んでくれるかもしれませんし、そうではないかもしれませんが、あなたの意見を押し付けてはダメ。
彼らが納得した上で自分で決めるのが、満足度の向上&「あなたに説得されてこの案にしたのに、成果がでないじゃない!」というトラブル防止にも有効です。
選択権は、お金を払うクライアント側にあります。
どの案になってもOK!と思えるデザインができるよう、スキルを磨くこともデザイナーにとっては重要です。
なぜクラウドソーシングでクライアントに高評価をしてもらうことが大切なの?
なぜクラウドソーシングでクライアントに高評価をしてもらうことが大切なのでしょうか?理由は3つあります。
①クラウドソーシングサイトでは過去のクライアントの評価がプロフィールに掲載される
あなたのプロフィールには過去のクライアントからのあなたに対する評価が掲載されます。それは誰でも見ることができます。
誰に仕事を頼むか検討中のクライアントはほぼ100%、あなたの評価欄を読んであなたが信頼できそうな人か判断の目安にするはずです。
②同じクライアントとの次の仕事に繋がる
一度気持ちよく仕事ができれば次回も…と誰でも自然に考えますよね?
③未来のクライアントにも繋がる
あなたの評判が広まって、うわさを聞いた新規のクライアントがやって来てくれるかも!
もし高評価をもらえなかったら、どうなるの?
注意しておきたいのは「すぐれた成果物をつくりあげる=クライアントから高評価をもらえる」ではないということ。
たとえかっこいい成果物とはいえなくても「クライアントが求めているものをカタチにする=クライアントが満足する=高評価をもらえる」ことに繋がります。
もしクライアントがあなたの仕事に満足しなかったら、どうなるでしょうか?最悪な場合はトラブルに発展する可能性があります。
詳しくはこちらの記事が参考になりますよ。
「意見を聞く」のと「無茶な要求を聞く」のはイコールじゃない
ここまで「話を聞くことが大事」と説明してきましたが「普通に考えて筋が通らない要求」を聞き入れる必要はありません。
「クライアントの意見を聞く」のはいいですが、先方の都合で一方的に制作スケジュールを変更されたり、後から契約にはなかったことを持ち出されたりして「無茶な要求を聞く」のは全然違います。
スケジュールや修正回数などは契約前に決めておきましょう。
まとめ
最後にもう一度、クラウドソーシングでクライアントに高評価をもらうコツをまとめておきますね。
- レスポンスを早くしよう
- クライアントのアイデアを「評価する」のはやめよう
- 質問にわかりやすく答えよう
- リクエストを最大限取り入れた案を最低一案提出しよう
- 締め切りを守ろう
- クライアントに最終的な判断をしてもらおう
クライアントから高評価をもらうためには、成果物のクオリティだけでなく、そのプロセスも大切です。
今仕事を一緒にしているのも、きっと何かの縁です。大切にして、次に繋げたいですね。
▼デザイナーがクライアントと雑談すると、より良いデザインを提案できるヒントが得られます。こちらの記事が参考になりますよ。
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